TOP > 伊藤木型製作所について > 社員研修 > 第1回エンジン分解実習
第1回エンジン分解実習
~前置き~
普段,弊社で製作している木型は、エンジンや駆動系パーツなどの単体でしかなく、エンジンの一体型を目にする機会が余りない為、教育の一貫として今回エンジン一体型を購入した。
平成14年式 レガシィツーリングワゴン
型式: TA-BH5
エンジン: EJ208ツインターボ 5MT
3代目となるモデル。 5ナンバーサイズを守りながら、グランドツーリングからグランドツーリングスポーツに走行性能を進化させ、ユーティリティの向上も図られている。
水平対向エンジン。280馬力の2Lツインカムターボ。
四月最初の週末。
雨が降る中、伊藤木型各課から選出された社員。
エンジン関連の仕事を多くやらせて頂いているということでエンジンの分解を通して
・このパーツは、どこに取り付けてあるのか?
・どのくらいの強度で締め付けてあるのか?
・ここの部分はどのくらい重要な所なのか?
などの試作部品として製作している各パーツの必要性、重要性、働きを知り、寸法精度が必要な部分またはそこまで求めていない部分を認識する事でお客様が求められている物を理解しより提案していけるよう今後のものづくりの糧となる社内教育を行っていきます。
分解時の様子
構成部品
第一回目の実習でこれだけのパーツを外しました。
これだけのパーツを外すのに下準備にも時間がかかりましたが予定の工程は達成できました。
第二回目の分解実習は、ヘッド・動弁系の分解を予定しています。
今後の予定講習
①パーツ毎の機能と働きについて
②パーツ再組立て →組み付けによる精度の再認識
③エンジンカットモデルの作成 →構造認識、オブジェwwwとなっております。